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見えないけれど 確かにそこにあるもの

今年も冬至を入れた二日間に

内田輝さんの演奏会をさせていただけたことに

心からの感謝をこめて

 

クラヴィコードという楽器に出会ってから

音楽や音ということへの意識が

随分変わったのを感じます

 

初めて耳にした

どこからともなく聞こえてくるような

暗闇の中での演奏

 

聞こえないほどの小さな音までもが

一音一音拾えるほどに感じられた瞬間

感覚の扉がまた新しく開いてゆくのを

感じました

 

いつも演奏会の始まりに

場の空気の振動が一気に変わるのを感じます

 

これがいわゆる波動であったり

音の粒子

 

今現在身を置く場所が

どのくらい心地よいものかを追求する必要性

 

この目に見えない波動や粒子を

見えないけれど感じられ

そこにあるものとして見つけられた時に

日常に当たり前にある

掃除や台所に立つ時間さえも

どんなに尊くて

大切な時間かが

腑に落ちる瞬間があるのです

 

音楽がただ音楽として存在するわけではないこと

食もアートも

ただ口にする目にするだけではないこと

これからも作り出す空間や時間は

誰かの感覚の扉がひとつ

開くような場所であれたらと思います

 

いよいよ年末

明日は 今考える

お掃除ということを

言葉にしてみますね

 

ありがとうございます

 

今日もかけがえのない日

すてきないちにちに💫

 

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