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2024年10月1日

 

星いのりという場所を開いたのは

この場所から伝わることが

まだ多くあると信じたから

 

2017年7月に

この場所に降った たくさんの雨の中

わたしは はじめて

 

山の声を聞いた

 

それは随分昔に山に埋めていた

空き缶たちが

喉の奥に詰まって ずっと苦しいから

吐き出してもいいか?

というようなこと

 

あの夜

その言葉にただひたすらに謝り

その後起きた不思議な体験は

どうしても

この場所が再び美しい場所になるまで

その声を聞き続けるしかないと

一瞬でわかるくらいの

インパクトがあった

 

美しさとは

穏やかに流れる水のような清らかさがあって

はじめてひかりだすように思う

 

この夏の

幾らかの反省点と共に

淀まない水になることを誓う